歴史の学習(吉野ケ里遺跡探訪)【小学探Q教室】

今年の探Q教室生も佐賀県の吉野ケ里遺跡へ出かけることになりました。

事前に弥生時代の学習を進め、参加のための確認テストを全員がクリアして、一定の知識を身につけたことを確認しました。

当日は朝7時に全員が塾に集まり、車で出発しました。

メンバー7人はさまざまな学校から集まった仲間ですが、探Q教室ですぐ仲良くなっており、今日の車中でもおしゃべりが絶えませんでした。

あっという間に佐賀県に到着です。

吉野ケ里遺跡2017a
みんないつもハイテンションです

この日は晴天で風も弱く、探Q教室としてここに連れ始めて初めて「火おこし」の体験をすることができました。

説明員のかたの説明に聞き入り、すぐに見様見真似で火おこしの道具を使い始めるのですが、回転のリズムをつかむのがなかなか難しかったようです。

吉野ケ里遺跡2017c
道具に慣れるのに四苦八苦しました

根気よく回し続けて、やっと削れた木くずから煙が出てきました。これが火種です。

吉野ケ里遺跡2017d
火種ができました

すぐに、乾燥したわらの中に火種を入れ、わらでくるんで息を何度も吹きかけると、発火点に達したわらから一斉に炎が上がりました。

吉野ケ里遺跡2017e
わらに着火しました

また、古代人の装飾品とされる「勾玉」の制作体験もしました。

体験所で販売している硬度の小さな石材を溶岩石に何度も何度もこすりつけて削り、狙った形に近づけていきます。

吉野ケ里遺跡2017b
この日制作した勾玉

そのほか、高床倉庫や竪穴住居の見学、ネズミ返しのスケッチ作成、物見やぐらから周囲を眺めるなどの体験を行い、机上で学習してきた弥生時代の知識が生きたものとなり、当時の人々の生活を肌身で感じることができました。

このような知識は入試の時期はもちろんその先まで長く残るものとなっていくことでしょう。





徳進館 進学ゼミナール【宇部市|塾】

〒755-0039 山口県宇部市東梶返4-9-43斎藤ビル101

連絡先(塾長) 0120-967-804 a_ts@tokushinkan.jp

公式ウェブ  http://tokushinkan.jp/

テーマ : 出来事
ジャンル : 学校・教育

中間試験に向けた対策会真っ最中です【中学生】

今月の下旬にかけて公立・私立中学ともに中間試験が行われます。

中間試験は期末試験ほど学校間でスケジュールがそろわず、5月10日の週から6月上旬までと幅広く及びます。

そのため、塾としての試験対策の期間が長くなり、毎週末、試験対策や理科の学習会で大忙しです。

多くの熱心な塾生が試験前の対策会に集まり、私の方では彼らの質問に答えたり、そばについて問題点を矯正したり、要望のあった教材を配布したりして実力アップを目指して取り組みました。

毎回、5時間もの時間ほぼ連続して学習に取り組んで頂くのですが、特に、新1年生であっても誰も根をあげることなく最後まで問題に向き合う姿を見せてくれました。

そうしているうちに、一部の学校から中間試験の結果が入ってきました。

今回は、1年生、2年生ともに当塾の塾生が学年1位を取り、両者とも100点が3科目、5科の失点は1桁点という、驚異的な集中力で優れた結果を残した生徒もおりました。

その他でも、学年1桁生も多く、なかなか健闘しております。

勉強に対して謙虚な姿勢を見せる彼らの姿からは、大人であってもさまざまなことを学ばされます。

引き続き、全員の健闘を願っています。

徳進館授業ノート2015a
中間試験対策の真っ最中です





徳進館 進学ゼミナール【宇部市|塾】

〒755-0039 山口県宇部市東梶返4-9-43斎藤ビル101

連絡先(塾長) 0120-967-804 a_ts@tokushinkan.jp

公式ウェブ  http://tokushinkan.jp/

テーマ :
ジャンル : 学校・教育

バーコード式の課題管理システム【アドバンス中学3年】

塾では授業の進行とともに必要な課題を定期的に出していますが、意味のあるものを課していますので、それらをきちんと仕上げて提出するかしないかで、徐々に大きな差がついてきます。

仕上げてくることについては、生徒の誠実な取り組みに期待したいのですが、中学生ではまだ遅れの見られる生徒がいることも事実です。

だれがどれだけ仕上げてきてくれているかについては、従来、手書きの記録用紙で管理していましたが、なかなか煩雑で、ミスも起きやすいものでした。

そこで、プログラミングの技術を生かして、データ化できるソフトウェアをつくり、データを印刷することで生徒に対する訴求力(「◯◯君、この課題をもしかしたら忘れてませんか。」、等)を上げることができないかと思案していました。

私自身、大学生のころからシステム開発会社でソフトウェアの開発をする仕事を経験しており、その後、塾の立ち上げ前では本格的なシステム開発の仕事を行っていた時期もありました。

その癖で、日ごろから業務を便利にするためのソフトウェア開発を行っているのですが、バーコード(特に、日本発の「QRコード」)を採用した管理システムが一番正確だと考え、しばらく、Microsoft Visual Basicという言語を使用してQRコードベースのリアルタイム集計システムを構築していました。

他社の製品を「導入」すると高額になると思いますが、「自社構築」ですから、実質の費用はバーコードリーダーの本体のコストしかかかっていません。

しかも、長年の経験から、日々の課題管理に必要な処理だけを選び、それらを実現するためのプログラミングを行うわけですから、塾で本当に必要な機能のみを効率的に搭載することができます。

バーコードリーダー2017c
プログラムの一部(全体で1,000行におよびます)

このあたりを楽しみながら開発を進めました。

そして、今年の4月から数週間の試験運用を経て5月から本格的に稼働し始めました。今のところ、正常に動作しており、生徒からの回収に関するデータが日々たまっていっています。

バーコードリーダー2017b
未提出課題の把握が簡単にできます

また、せっかくの情報ですから、ウェブも活用し、提出率などの情報を保護者の方と共有して、ご家庭で声掛けしやすくするような工夫も行っていきたいと考えています。

ご家庭の力もお借りしながら塾生の意識向上を啓発し、学習成果につなげていきます。

バーコードリーダー2017d
小型の二次元バーコードリーダーで読み取ります





徳進館 進学ゼミナール【宇部市|塾】

〒755-0039 山口県宇部市東梶返4-9-43斎藤ビル101

連絡先(塾長) 0120-967-804 a_ts@tokushinkan.jp

公式ウェブ  http://tokushinkan.jp/

テーマ :
ジャンル : 学校・教育

プログラミング教室

今年度から開講した「プログラミング教室」の様子を紹介したいと思います。

この教室ですが、募集を始めて2週間ほどでほぼ内部の塾生だけで席が埋まってしまいました。みなさんプログラミング教育に興味関心があったのだと推測できます。

さて、本日は先週に続いて2回目の開講日になりました。

プログラミングを始めるにあたり、まず、キーボードの扱いが自由にできないといけませんので、ブラインドタッチを目指し、キー入力の訓練を一定時間取っています。

また当塾では、一人1台のノートパソコンを貸し出し、「自分用」として使って頂けるようにしています。それで、みなさん自宅でも練習をしてきたのでしょう。あるパターンのキー入力で、最初3分以上かかっていた生徒は、1週間で1分を切る驚きの速さになって来ました。

この日も20分ほどキーボードに慣れてもらった後はプログラミングの時間です。

当面はスクラッチの使用方法に習熟して頂くべく、テキストに沿って演習を行います。

この時点で、能力のある生徒は習った機能をすぐに応用してプラスアルファの機能を追加して楽しんでおり、それを隣で見ている生徒が触発されて自分も同じようなことを取り入れてみる、など、とても創造的な時間になっています。

その反面、自由にプログラムを作っていく中で、思ったように動作しない現象が多発するわけです。

その時に、なぜ思うように動かないのかを考えさせつつ、ヒントとなることを伝えて修正してもらいます。

このようなやりとりが多く、大変慌ただしく時間が過ぎていくのですが、最終的に、その日に設定した機能を全員が実現し、期待した通りの動きになった時に、とても満足そうな様子を見せてくれました。

まだ初歩の段階ですが、今後「条件分岐」や「繰り返し」など、プログラミングがもつ重要命令の単元に入っていくと、できることが飛躍的に増加しますから、子どもたちがどのような発想をするのか、とても楽しみです。

やはりプログラミングは、子どもたち自身に「知的情熱」を生ませるものだと、改めて実感することができました。

このようにしてより低い学年から論理性を磨いていくことで、新しい大学入試制度が求める「自ら課題を発見し、答えが一つに定まらない問題に解を見出していくために必要な諸能力」(高大接続システム改革会議からの引用文)の達成につなげられる思考力を伸ばすべく実施していきます。

プログラミング教室2017a
教室に並べたノートパソコン





徳進館 進学ゼミナール【宇部市|塾】

〒755-0039 山口県宇部市東梶返4-9-43斎藤ビル101

連絡先(塾長) 0120-967-804 a_ts@tokushinkan.jp

公式ウェブ  http://tokushinkan.jp/

テーマ :
ジャンル : 学校・教育

春がきました

今日は満開になった桜を見に、久しぶりに常盤公園に来ました。

すがすがしい天気の中、美しい桜を満喫しながらゆっくりと散歩をすることができました。

また、餌付け場には、たくさんのハトや雀などが集まっており、そのかわいらしい動きを見ていると、本当にほほえましい気持ちになります。

同じ種類の鳥たちでも、よく観察しますと、それぞれがちゃんと違っています。また、性格も控えめな子から積極的なものまでさまざまで、生きものの多様性とその不思議さを感じました。

常盤公園2017a
常盤公園の桜





徳進館 進学ゼミナール【宇部市|塾】

〒755-0039 山口県宇部市東梶返4-9-43斎藤ビル101

連絡先(塾長) 0120-967-804 a_ts@tokushinkan.jp

公式ウェブ  http://tokushinkan.jp/

テーマ : 出来事
ジャンル : 学校・教育

宇部高の合格発表【アドバンス中学3年】

宇部高を第一志望として受験をした中学3年の生徒たちの発表の日となりました。

7日に試験を終えてからの長かった1週間でしたが、いよいよこの日が来ました。

その間に自己採点を済ませ、多くの生徒が5科で210点を超え、在籍者全員の合格を確信しておりましたが、それでも何が起こるのかがわからないのが受験です。

さて、結果は…、

塾で最後まで頑張ってくれた生徒たちでは、宇部高校を第一志望とした6名全員が本日合格しておりました。探究科の推薦で既に決まっている生徒と合わせると8名全員が新しい宇部高生となり、今年度は宇部高合格率100%となりました。

宇部高を受験した生徒は、入塾当初から宇部高を志望しておりましたが、最初から順風満帆ではありませんでした。

1年、2年の県模試では宇部高C判定やB判定をもらって帰ることもあり、「将来、宇部高に合格できるのだろうか」と不安な中学時代を過ごされたことと思います。

しかし、通常の塾の時間も猛勉強した上で、受験直前まで土曜日、日曜日にも塾に来て、本当に長時間勉強を継続しながら学力を磨いていきました。

本日の合格はこのような生徒たちの努力によって自ら勝ち得たものです。

これは本当に素晴らしいことだと思います。

合格発表後の生徒たちの晴れ晴れとした顔がとても印象的でした。


○2016年度 徳進館進学ゼミナールの実績(15名の生徒)
青雲高校(長崎) 1名
宇部高校(普通科) 4名
宇部高校(探究科) 4名
岩国高校(普通科) 1名
国立宇部高専(物質) 1名
国立宇部高専(経営) 1名
小野田高校 1名
防府高校 1名
慶進高校(アドバンス) 5名
香川高校(特進) 3名
宇部鴻城高校(特進、特待A) 1名
高川学園(特進、特待A) 1名 ほか
(重複あり)

※宇部高以外の県立高校の結果でも、全員が第一志望に合格した年となりました。



塾では、入試のあった7日の夜からすぐ高校数学の学習に入ると話しておりました。

生徒たちには大変疲れていたところだとは思いますが、ほとんどの生徒が高校の学習のために出席してくれたことに、さらに、ひそかに感動しておりました。

この勢いで、高校の学習も頑張っていきましょう。

みなさん、本当におめでとうございました。

宇部高合格発表2017a
宇部高での合格発表

宇部高合格発表2017b
合格者の受験番号





徳進館 進学ゼミナール【宇部市|塾】

〒755-0039 山口県宇部市東梶返4-9-43斎藤ビル101

連絡先(塾長) 0120-967-804 a_ts@tokushinkan.jp

公式ウェブ  http://tokushinkan.jp/

テーマ :
ジャンル : 学校・教育

化学基礎から化学へつなぐ【高校・化学基礎講座】

宇部高や慶進中高一貫コースの学年末試験も終わり、本講座では、教科書1冊の内容を終えたタイミングとなりました。

理系選択者にとって、次に待ち構えているのが「化学」という教科書です。旧課程の「化学Ⅱ」よりも内容(単位数)が多く、教科書も分厚いので、大変な教科であることは間違いありません。

私自身の経験上、化学では「実体験」に基づく感覚的な要素がとても重要だと感じています。活字のみからでももちろん理解はできますが、実体験があると理解に至るスピードが変わってくるはずです。

このような信念から、毎年この時期からは実験重視で体験的学習を深める授業を行っており、今年は今日から連続3回も実験を行う予定を立てました。

化学基礎の最後は「酸化還元」がテーマで、次の教科書ではその酸化還元の延長として、「電気分解」という計算分野があります。

そこで、化学基礎から化学へ橋渡しをするために、電気分解について理解を深めることにしました。

ホワイトボードに書く電気分解の回路図やイラストでもイメージを伝えることはできますが、では、1回解説して、何かその類題を解かせて自力で解けるかというと、宇部高生でもほとんどが「解けません」(といいますか、ほぼ、ペンが動きません)。

どうしてなのかというと、やはりイメージが浮かばないからだと思います。

このあたりが、長年化学を教えてきて、平面(紙やホワイトボード)で教えることの限界なのだと痛感しています。

そこで、3次元的なアプローチが必要なわけです。

実際に装置を組み立てること、つまり、電源装置と電流計、電圧計を適切に配置し、電気分解に使用する銅板を切ったり、硫酸銅の水溶液を仕込んだりといった過程を通じて、難しいことに対して楽しみながら五感でイメージしていきます。

この、「楽しみながら学習する」というところが学習の本質だと信じています。勉強により忍耐力は確実につきますが、それだけでは上限は見えています。決して苦しいことばかりに耐えるのが勉強ではなく、学問本来の「面白さ」に気づけば、上限を突破することができます。

「なるほど…」とか、「不思議だな…」といったことを、紙面でも感じることはできますが、さらに高次元に、五感で感じることが必要なのです。

このような体験を生徒たちに少しでも踏ませるべく、1回目の実験を終えました。

電流値の時間的変化を矩形法で積分し、陽極での酸化反応、銅イオンの還元による金属の析出といった現象を目で確認しつつ、精密天秤を使って測定します。

それをもとに計算をするのですが、計算をしないと実験も先に進まないので、必然的に「あれ、どうだったかな」と考えるわけです。もしくは、チームの友達に聞いたりするのです。

ただ紙を使って個別に学習をさせると、別に解けなくても大きな害はないのですが、実験の場面では解けないと害があるため、「前に進めよう」という力の出し方が変わるのです。

また来週も、様々な生徒たちの工夫や知恵が見れるのを楽しみにしています。

化学基礎2017c
組み立てた電気分解の装置

化学基礎2017a
陰極側では、見事な銅樹ができました

化学基礎2017b
電極を丁寧に洗浄して、乾燥後、質量を測定します





徳進館 進学ゼミナール【宇部市|塾】

〒755-0039 山口県宇部市東梶返4-9-43斎藤ビル101

連絡先(塾長) 0120-967-804 a_ts@tokushinkan.jp

公式ウェブ  http://tokushinkan.jp/

テーマ :
ジャンル : 学校・教育

液体窒素の実験【小学探Q教室】

探Q教室恒例の「低温探究」の日となりました。

マイナス196℃という低温の液体窒素が体験できるとあって、探Q教室生が待ちに待った日となりました。

実験前の講義の時間では、窒素の性質を学習しましたが、その中で、「どうやって液体窒素を作るの?」という素朴な質問が出ましたので、空気を冷やして液体空気にする方法(専門的には、断熱膨張によって温度が下がる現象を利用すること)を解説しました。

そして、そのような低温を保つための特別な容器(デュワー瓶)のしくみも詳しく教えました。

さて、実験の部では、子どもたちが「凍らせてみたいもの」を自由に持ち寄り、思いのままに液体窒素に浸していきました。

バナナやマシュマロ、カステラ、マフラー、生卵、ペットボトルなど、食べ物が多かったです。マシュマロやカステラを液体窒素につけて、取り出して食べると、「カシュカシュ」した感触がなんともいえず、盛り上がりました。

バナナでは釘がちゃんと打てましたし、塾で用意したバラの花は、凍結後握ってみると見事にばらばらになりました。

また、膨らませた風船はみるみる小さくなり、液体窒素から取り出すと、たちまち元の大きさに戻る様子を何度も確かめていました。

立ち込める神秘的な白煙を囲みながら、参加した子どもたちが低温の不思議について体験することができました。この日のことは、生涯にわたって記憶に残ることでしょう。

液体窒素2017c
液体窒素をデュワー瓶に注ぎます

液体窒素2017a
ペットボトルのお茶もみるみる凍ります

液体窒素2017b
バナナでの「くぎ打ち」





徳進館 進学ゼミナール【宇部市|塾】

〒755-0039 山口県宇部市東梶返4-9-43斎藤ビル101

連絡先(塾長) 0120-967-804 a_ts@tokushinkan.jp

公式ウェブ  http://tokushinkan.jp/

テーマ :
ジャンル : 学校・教育

防府天満宮へ参りました【アドバンス中学3年】

防府天満宮へお参りしました。この日は好天に恵まれ、いい日和でした。

各私立高校の一般入試が次々と迫る中、受験生の塾生たちは日々不安と緊張に包まれながらも一生懸命に勉強に励んでおります。

一人ひとりが志望される高校に皆合格されますように。

防府天満宮2017a
好天の中の防府天満宮

防府天満宮2017b
大吉を頂きました

防府天満宮2017c
絵馬に合格を願う気持ちをつづりました





徳進館 進学ゼミナール【宇部市|塾】

〒755-0039 山口県宇部市東梶返4-9-43斎藤ビル101

連絡先(塾長) 0120-967-804 a_ts@tokushinkan.jp

公式ウェブ  http://tokushinkan.jp/

テーマ :
ジャンル : 学校・教育

プログラミング教室|宇部市 【小学生・探Q教室】

3年前に、安倍政権の「アベノミクス」の1つとして、IT関連のトップ企業の経営者などの意見も組み入れながら、「プログラミング教育」に関する要件が盛り込まれることになりました。

小学生へのプログラミング教育の導入としては、文部科学省の「プログラミン」や米国マサチューセッツ工科大学(MIT)のスクラッチ(Scratch)などが、いわゆる「ビジュアルプログラミング言語」として知られており、私も試用しながら、大多数の小学生に合わせた導入教育としては「視覚的に興味を引かせやすい」という点で優れていると感じています。

義務教育段階での教育としては、これらを習得させれば興味関心をひかせるという目的は達成できると思われます。宇部市の各小学校でも導入に向けていろいろと動いているようで、今後、教育の幅が広がる点で興味深いものです。ただ、教育側の資質が問われ始めてもおり、プログラミングの楽しさや本質を伝え切れないことへの対応が問題点のひとつとされています。

さて、必修化が近づいてくる中で、塾にはいくつかの業者さんから、キットの案内やフランチャイズの提案、体験学習会の案内などを頂くようにもなりましたが、どれも「キットのロボットを動かす」というテーマが多く、キットは便利ですが、どうしも入門的な水準で終わってしまうことを危惧しています。

ロボットは私自身興味があり、導入時もしくは逆に高度な応用時に役立つ可能性がありますから、限定的に使用する可能性はありますが、それとはひと味違う路線として、私の方では長らく子どもたちに主体的にものづくりをさせる「探Q教室(たんきゅうきょうしつ)」を行っております。

私の塾には幸い、知的好奇心や探究心の旺盛な生徒さんが集まっており、この探Q教室で高度な「理科の実験」や「電気工作」を指導してきた基盤もありますから、キットを使ったものとは一味違ったことが実現できる気がします。

もとより彼らでは、先のような導入教育は数日で終え、もっと創造的、個性的なことをしたがるはずで、親御さんも内容の浅いものよりもっと思考力をつけさせる、付加価値の高いプログラミング教室を求めておられるはずです。

ちなみに、私自身のことをお話ししますと、プログラミングに没頭したのは中学2年生からでした。今から30年以上も前のことで、やっと「パソコン」と呼ばれる家電製品広まり始めた時代でのことです(主流はマイクロコンピュータの略の「マイコン」でした)。

そのころから私は、「機械語」や「アセンブラ」、「ベーシック」などのプログラミング言語を自力で学習していきました。

例えば次の文字列ですが、どんな機能があると思われますでしょうか。

【3E 00 06 0A 0E 01 81 0C 10 FC 21 00 30 77】


当時の「マイコン」と呼ばれるものを扱ったことのある方にはきっと懐かしく思われると思います。

これは、当時主流であったZ80という8ビットCPU(中央演算処理装置)の機械語なのです。

私が今即興でつくってみたものなのですが、この文字列は「1から10までの和」を求める機能をもっています。

「これが?」と思われるかもしれませんが、正確に計算します。しかも、恐ろしいほどの速さで!(当時のマイコンでさえも0.000035秒で実行します。現在のパソコンであれば、0.00000001秒以下です。)

このような不思議といいますか、魅力にとらわれてしまい、それこそ本当に「没頭」した時期があります。

高校に上がる頃には、自作のゲーム(対戦型のものが多かったですが)を何本も作り上げていました。

また、電子機器とマイコンとの連携なども行い、温度計や回転計を作ったり、高度なものではボールペンで文字を書く「XYプロッタ」を作ったりしました。

XYプロッタについては、あらかじめマイコンに文字列をインプットしておき、プログラムを走らせます。すると、即座にものすごいスピードでモーターが駆動し、ボールペンを紙に大音をたてながら打ち付けて文字を書き始めるのです。これに成功した瞬間のことは、今でもきわめて鮮明に覚えています。

その後は受験勉強で忙しくなりましたが、プログラミングを学ぶ中で「数学の必要性」は言われなくても自分で理解していましたし、「論理性」も自然と養うことができたように思います。

高校数学で三角関数や微積分などの関数論の学習が始まると、休憩時間にすぐプログラム(当時は、電卓型のポケコンがあり、いつも片手に持っていました)を作って、「本当に計算通りになるのか?」など検証していたものでした。

そのひとつの成果として、論理性を強く求める日本の最先端の大学にも入ることができたのだと思います。

しかも、東大の中にあっても、同期研究生のだれもプログラミングができない中、私と東大工学部の助手の先生と組ませて頂き、双方のプログラミングの知識を生かして実験装置の制御の研究も進めていたことを思い出します。

さて、このような機会がなかなか与えられない今の子どもたちに、何かができないかと最近よく考えています。

先日、5年アドバンス理数の授業の中で、上記の1から10までの和を求めるプログラムをビジュアルに考えさせる授業を行ってみました。

聞いてみますと、ほぼ全員が「プログラミングに興味がある!」と言うのです。

そして、ビジュアルに考えさせることをさせますと、女子生徒までもが「おもしろい、もっとやってみたい!!」と言うのです。

私は、私立高校の高校生にプログラミング(主にBASIC言語)をかれこれ6年間指導しています。また、日ごろの成績処理などの塾内業務をスムーズに進めるためのウィンドウズ・プログラミングは日々行っており、慣れた分野のひとつです。

そのため、過去にも本格的で実用的なプログラミング教室の実現に向けて模索はしたものの、まだ塾では時期尚早と思考の中から切り捨てておりましたが、新年度開講で準備を進めております。

Z80機械語2017a
1から10までの和を求めるZ80アセンブリ言語とその機械語





徳進館 進学ゼミナール【宇部市|塾】

〒755-0039 山口県宇部市東梶返4-9-43斎藤ビル101

連絡先(塾長) 0120-967-804 a_ts@tokushinkan.jp

公式ウェブ  http://tokushinkan.jp/

テーマ :
ジャンル : 学校・教育

検索フォーム
プロフィール

徳進館進学ゼミナール塾長

Author:徳進館進学ゼミナール塾長
徳進館中等部公式ブログへようこそ!
学習塾の役割とは、「10代の若者に、物事について深く考える習慣をつけさせてあげること」との信念の元に、単なる受験勉強にとどまることなく、学習を一生続けていく知的な楽しみを実感させてあげる実践に取り組んでおります。

最新記事
月別アーカイブ
カテゴリ
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR