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化学の「反応速度」の単元について【高校2年】

高校2年では、今度の定期考査で、教科「化学」の「反応速度」と「化学平衡」が範囲に含まれるのですが、分からないところがあると質問を受けました。そこで次の週末、ゆっくりと講義時間を取って演習して深めようということにしました。

化学の反応速度の単元は、教科書の解説の範囲では簡単に流される単元ですが、実際は非常に奥が深いものです。

私が大学の研究室にいた頃、当時扱っていた不均一系の(気体と固体の)反応で、よく反応速度式を推定したり速度定数を求めたりしたもので、いつも高校生に「反応速度」の単元を指導するときには、私の学生の頃の実験のシーンを思い出します。

多くの反応では、化学反応式から見たものとは次数が変わったりするものです。次の講義で、その分かりやすい例がないかなとウェブサイトを調べていると、電気通信大学の日本語の分かりやすい論文(石田(2010), 反応速度式の正しい求め方 化学と教育 58(5), 226-229)を見かけました。

化学が好きな高校生には是非読んでみて欲しいと思う内容です。高校教科書の範囲を少し超えた内容ですが、反応速度式や反応次数の考え方がよく分かると思います。

さらに、この論文の最後の引用文献のところを見てみると、5番に、文英堂出版の市販の教材である「理解しやすい化学」が引用されています。著書はこの本を「定評のある参考書」と表現していますが、なんとその参考書の第1著者は戸嶋先生でした。

戸嶋先生は、私が属していた研究室で一時期准教授をされていた先生です。いつも素敵な笑顔のある方で、とても話しやすい先生でした。山口東京理科大学に教授として山口に赴任された時はすぐに会いに行き、その後もテニスのお誘いを何度か受けてご一緒させて頂きました(とても紳士的なプレーヤーでした)。

今回のオファーは大学時代を思い出すいいきっかけとなりました。次回の講義で、しっかりと化学の面白さを伝えたいと思っています。

化学の反応速度2020a
反応速度の問題によく登場する「過酸化水素」の分解反応





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塾長が東大大学院及びその後の研究活動で得た経験を生かし、単なる受験勉強にとどまることなく、学習を一生続けていけるような知的探究心を宿す教育の実践に取り組んでおります。

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